2024「文化庁 日本の技フェア」に参加しました

令和6年11月2日・3日に宮城県仙台市の夢メッセみやぎにて開催された文化庁選定保存技術公開事業「日本の技体験フェア」に参加いたしました!

今回は、室瀬智弥後継会員と石渡真衣子氏(目白漆學舎)に「蒔絵体験 金粉を蒔いてみよう!」と題して【漆工】のワークショップをを行っていただきました。

はじめに、漆工の歴史や技法、材料について学び、続いて、金粉を粉筒に入れて、漆塗りのおぼんの上で蒔いたり、毛棒ではらったり、集めたりして、蒔絵の技法を学ぶ体験を行いました。
参加者の皆さまは、おぼんの上に広がる金粉の美しさに感動されたり、金粉を蒔く難しさを実感されたりと、それぞれに楽しまれておられました。


また、木工・漆工・金工・唐紙・和紙・用具・染織などの各技術を紹介するパネルや会員の皆さまに製作していただいた見本帳の展示と併せて、今回は蒔絵及び螺鈿に用いる材料や道具を展示いたしました。


今年もたくさんの方々がご来場いただき、広く皆さまに装潢文化財を支える用具や原材料についてお伝えすることができたのではないかと思います。