令和6年度伝伝協「研修会」を開催しました
令和6年度研修会を7月5日(金)・6日(土)と2日間にわたり、石川県金沢市にて開催いたしました!
1日目は、石川県文化財保存修復工房の現地見学会を行い、修理の様子を実際に見学し、また、修理修理事例を紹介する映像をもとに解説いただきました。さらに、能登半島地震で被災した掛軸などの文化財を保存処理される様子を見学させていただき、お話を伺うことができました。
見学後は、各自で国立工芸館や石川県立歴史博物館、金沢城や武家屋敷などの見学を行いました。
また、懇親会は大変盛会な様子で、修復工房の方にもご参加いただき、分野を超え様々に意見交流が図られていたことと思います。
1日目は、石川県文化財保存修復工房の現地見学会を行い、修理の様子を実際に見学し、また、修理修理事例を紹介する映像をもとに解説いただきました。さらに、能登半島地震で被災した掛軸などの文化財を保存処理される様子を見学させていただき、お話を伺うことができました。
見学後は、各自で国立工芸館や石川県立歴史博物館、金沢城や武家屋敷などの見学を行いました。
また、懇親会は大変盛会な様子で、修復工房の方にもご参加いただき、分野を超え様々に意見交流が図られていたことと思います。
続く2日目は、金沢美術工芸大学にて、講演及び活動報告を行いました。
活動報告では、兵働知也後継会員に令和5年度修練事業として実施いただいた「桐の栽培に関する調査」についてご報告いただきました。
続いて、金沢美術工芸大学教授 山崎 剛 氏に伝統工芸の技法・工程・材料に関わる資料収集事業である「平成の百工比照」の取り組みについてご講演いただきました。その後、会場を図書館へ移し、「平成の百工比照」事業で製作された見本帳の見学を行いました。
今回の研修会は、他分野の職人や修理技術者など、垣根を超えて交流する機会ともなり、その点においても本研修会は重要な意義を有するものであったかと感じました。